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今年は 所内での楽しいエピソードやFR活動
スタッフ・インストラクターの日頃の想いを綴った"みんなのoasis"からの作品等々
盛りだくさんのページになりそうで〜す
お楽しみに

コウノトリ
                                               09.1.3         2

essay 


新年早々電話が鳴り
弾んだ声が飛び込んできた

「出来ました〜(^o^)

「何が〜(_;)

「何がって あれが〜!」

「あれがって何よ〜(_;)

「だから〜あれですよ〜!

「あれってもしかして〜?」

「はい〜
●^o^●)

「え〜! あら〜! まあ〜(^^)

意味不明な会話が飛び交い
やっと彼女の喜びが伝わった

中々子宝に恵まれず
落ち込む時もあったという

「やっと
コウノトリが運んで来てくれました(#^.^#)

恥ずかしそうに喜びを伝える初々しさが
愛しくて胸が熱くなった

年の初めに嬉しいtopic news



                    【Theodore


恥じらいて 芽生えし命
告げし君
愛の結晶 健やかなれと


コウノトリ
コウノトリ


シュバシコウ
A シュバシコウ 親子  ドナウデルタ ルーマニア Delta Dunarii, Romania 2008/06/10 Photo by Kohyuh


inhormation

コウノトリが巣を作る家は幸運が訪れるとされ、赤ん坊はコウノトリがくちばしに下げて運んでくるという言い伝えは欧米に広く伝えられている。

国の特別天然記念物に指定されているコウノトリは、両翼を広げると2mにもなる大形・白色の鳥で、絶滅が危惧されている世界的にも希少な鳥。日本では昭和46年に豊岡盆地で国内最後のコウノトリが姿を消した。2005年9月24日に世界初の放鳥が行われ34年ぶりにコウノトリが大空に羽ばたくことになった。
この式典には三階鳥類研究所所総裁を務める秋篠宮文仁親王・紀子妃も参加。

その後2007年に放鳥したコウノトリの産卵が確認され、2007年7月31日に無事に巣立った。野生での巣立ちは46年ぶりである。放鳥したコウノトリは背中に発信機をつけているため約一年は人工衛星から行動範囲を監視できる。

近縁種にはヨーロッパで85万羽以上が分布しているシュバシコウがいる。子供の頃から私たちが知っている赤ちゃんを運んでくるコウノトリとはシュバシコウのことである。



コウノトリコウノトリ目コウノトリ科

学名

キコニアボイキアナ(Ciconia boyciana)

翼開長

2m前後

体重

約4〜5s

雌雄の区別

一般にオスはメスより大きい

鳴き声

成鳥は声を出さないがクチバシをカタカタと鳴らすクラッタリングをする。

餌生物

動物食で、ドジョウ、フナ等の魚介類や、カエル、ミミズ、バッタなどの生きた小動物も食べる。

分布

ロシアと中国の極東地域を主な繁殖地とする鳥。その数は約2000羽と推定され絶滅が危惧されている。極東地域で繁殖シタコウノトリは中国揚子江周辺、ボーヤン湖、台湾、韓国、日本に渡り越冬することもある。